●134 故郷の父母 こきょうのちちはは 〇こいしきふるさととおくはなれて

 表題:故郷の父母
 読み:こきょうのちちはは

 収録:(A)球溪歌集「四季」 犬童信蔵著 音樂教育書出版協會 1936(S.11).11 ◎[A3-1],Copy=[Ka1]
    (B)鈴蘭樂譜 成樂會 1924(T.13).11.5 ◎[A2-43] Copy=[P46] ※わずかに歌詞が違う

 記譜:単声(伴奏付き) 変ロ長調 2/4

 インチピット:ソド|ミドラド|ソ|ド

 曲:不詳
 原曲:Who will care for mother now?
 詞:犬童球渓 ※1914(T.3).11作詞

 ※「故郷の母」(392)と同曲(ただし歌詞と譜割が違う)


[詞] ※「四季」より

1.こひしきふるさと遠くはなれて 睦びし友人(ともびと)そゞろなつかし
  老いたるちゝうへ如何にかいます おもかげうつせやみ空のつきよ

2.さすらふ旅路もいまはいくとせ なれにし山かはそゞろしたはし
  老いたるはゝうへいかにかいます 思ひをはこべやとわたるかりよ


[詞] ※鈴蘭樂譜 より

1.戀しきふるさと遠くはなれて むつびしともびとそゞろなつかし
  老いたる父上いかにかいます 空ゆく月よや俤うつせ

2.さすらふ旅路も今はいくとせ なれにし山川そゞろなつかし
  老いたる母上いかにかいます とわたるかりよや思ひはこべ


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